NEW! 「BORGO AFFINATORI を訪ねて」
3月のイタリア旅で出会った素敵な食体験を少しずつこちらにシェアしていきます。
ご興味ありましたら、ぜひご覧ください。
ピエモンテでは、山奥のチーズレストラン「BORGO AFFINATORI」 を訪ねました。「ボルゴ・アフィナトリ」は、ランゲの葡萄畑の斜面をのぼりきった山奥にあります。外は土砂降り、中は満席とイタリアの地方らしいレストラン風景でした。
正面はチーズのショーケースがあり、伝統とモダンが調和し素敵なラインナップでした。村で大切にされている、山のチーズや、地元のチーズがたくさん並んでいました。どれもこれも、私たちが日本で手にとる、有名なDOPチーズでもなく大量生産された工場製でもない、地元の人が作った近隣のチーズでした。状態もよくコンスタントに売れ、回転が良い、見ていて気持ち良いものでした。笑
大きなハードチーズは、お店の地下の熟成庫で管理されているそう。藁の香りを移したチーズ、3回夏を越したチーズ、ピエモンテでは消滅しかけたけど、復活したチーズ、などいくつか重要ワード?も教えてもらいました。スローフード発祥の地で感じたことは、チーズを語るときに伝えたいことが、私たちの基準と大きく違うことです。
熟成期間や、有名なチーズの名ではない。消滅しかけたチーズをいかに復活させた歴史、その年の天候、自然環境や、気候変動にまで響かせてくる、そんなメッセージ性がありました。本当に一生懸命伝えてくれるのです。
チーズレストランでしか味わえない、リコッタ(下)新鮮なホイップバター(上)
リコッタがほんのり焦げているのは伝統的な製法(銅鍋)を使用し、加熱しているから。熱伝導率が良い銅鍋で煮るリコッタの特徴です。これが香ばしくて、たまらなく美味しいのです。
また、スローフードの街、ピエモンテでは、スローフード協会お墨付きのレストランにも行きました。こちらは、11/6発売の書籍「ある日のチーズ」 に執筆しています。イタリア旅で出会ったチーズのことなどよろしければ、ぜひチェックしてみてください。
次回更新は9/11頃です。
黄色い椅子がアクセントのBORGO AFFINATORI の店内
最後のお客さんは、私たち家族3人と、アイスブルーのセーターがお似合いのおばあちゃまのご家族。ワインをボトルでさらっと開けてみんな車で帰っていきました。
https://www.instagram.com/borgo_affinatori?igsi=dHE1NTliNW92NzNs&utm_source=qr